JH4LRH
Amateur Radio
  Web Site
LAST  UPDATE 2021/10/16
HOME
☆天体関係Home
・タイムラプス動画
☆星景・星夜・風景動画
太陽系
☆天体写真
銀河系
☆天体写真
銀河系外
天体観測機材他
天体関係

天体写真
 ・オリオン座大星雲
2010年10月16日初めての天体撮影です。
夜中外に出てみるとまっこと綺麗な星空だったので写真を一枚と思ったのですが折角なので、辺りが暗い400m級の山に行ってみるとこりゃ抜群に綺麗!田舎でも民家の多い場所では周囲の灯りで暗い星まで良く見れないのです。しかし何がどの星やらさっぱり分からんな~!こりゃ出直しです。オリオン座を狙ったのですが赤く染まってくれませんね。
機材はGF1、Nikon50mmF1.4→F2.0、15SEC、ISO:800。赤道儀が無いとやぱりきついですね15秒露出でもかなり流れます、赤道儀が無い現状では最低でも200m/m望遠で2倍の400m/m相当だと少しは赤く染まるのでしょう、しかし基本的には天体撮影ではカメラのCCD部のフィルターを改造しないと充分納得行く色にはならない様で露出時間は最低でも10minは必要かな露出時間が長くなればなる程、発色は増すがその半面赤道儀の優劣で星が点像にならない事になり全体的にぼやっとした写真になる。しかしこのレンズは青ハロが多く発生している、Nikonレンズは結構青ハロが出易い様だ。あ~赤道儀と望遠レンズが欲しいな~。素人天体撮影には画像処理ソフトは必須です、一般的には動画撮影し何枚も重ね処理し一枚に仕上げる処理方法が多く使われている様で、これは光っている部分を重ねる事で綺麗に見せる事ができる合成写真です。そこまでしなくても単純に一枚で良い写真はできないものだろうか?当方はノイズを軽く除き写真全体を暗くしています、暗い星まで入れる必要がないので肉眼で見た様な雰囲気になる様に処理しています。
Adobe Photoshop Lightroom3だけで処理しています。
 ・すばる
2010年10月16日 AM04:00頃、もう防寒対策が必要ですね、まっこと寒くぶるぶる震えながら撮影しました。
明るく眩しい天体があったので撮影してみましたがこちらも青っぽい、しかしこれは元々青い天体の様です。人の目は感度が低い為、暗い所では白や青にしか見えない場合が多いのです、CCDは赤い散光星雲が放つHα線に対する感度が低いという問題があるたCCD前面のローパスフィルタを交換して星雲の感度を高める改造が盛んに行われています、改造すれば昼間の通常撮影には不向きとなるし、当然メーカー保証もなくなりますので高価な一眼改造に踏み切れないのが現状で一般的には中古で2~3万円程度で入手可能なキャCanonEOS KissやNikonのD70クラスが多い様です。
GF1、Nikon50mmF1.4→F2.0、15SEC、ISO:800

・ペルセウス
2010年10月16日 AM04:00頃
星座は広角レンズでないと画角に収まらない、ペルセウスも星座絵からすると腰から背中あたりだ、しかしこんな星座絵は誰が考えたのか絵から星を探せるのはほんのわずかだ・・・ただ単に自分が知らないだけか?しかし分かり難いのは事実である、一般的にペルセウスと言っても星座の名前くらいは分かっても何を意味しているか分からない人が殆どではなかろうか?北斗七星に似ているこぐま座はなんであれがこぐま座なのか?パイプレンチ座とでも名付けた方がよっぽど分かり易いよな~。しかし星座名の殆どがギリシャ神話の登場人物名からきているからパイプレンチ座はちょっとあんまりだな(笑)。今回は部分的ではあるけど綺麗にスポットを当てられたので載せました。欲を言うともう少しノイズ処理して全体を少し暗くすれば良かったかな?
星座全体を撮るのであれば35m/m換算で30m/m前後からフィッシュアイクラスが良いと思う。しかし、星座にはちゃんと縄張りがあるんだ、境界線があるなんて知らなかった・・・。素人!!
GF1、Nikon50mmF1.4→F2.0、10SEC、ISO:1600

・カシオペヤ
2010年10月18日 AM 02:00頃
カシオペヤ座は35m/m換算の100m/mでなんとか収まった、今回は絞りを開放状態とし、露出を5秒で流れを極力少なくし撮影した。
GF1、Nikon50mmF1.4→F1.4、5.0SEC、ISO:1600


・アンドロメダ座大銀河
2010年10月18日 AM 02:00頃
今夜は雲が若干発生しておりアンドロメダ銀河の撮影は無理かと思ったが雲の合間でなんとか銀河は撮影できた、アンドロメダ大銀河は視力が2.0クラス以上で空の状況が良ければ肉眼でも渦巻きが分かる程の大きな銀河である。しかし赤道機が無い状況で露出5秒、100m/m程度レンズでは銀河なのか個体なのか上手く写ってくれない、300m/mクラスレンズが必要だGF1はマイクロフォーサイズでセンサーMOSが4/3型なので焦点距離が35m/m換算で600m/mとなる、このクラスがあれば恐らく銀河全体が丁度画面に収まるサイズになるはずだ、赤道儀も必須アイテムだ。レンズ100m/m露出10秒程度で星が流れて写るのであるから、600m/mクラスレンズで撮影すればかなりの高精度赤道儀が必要となってくる。ポラリスや南十字星の極軸からの距離で全く異なるが、赤道付近の星が最も早く動いて見えるはずだ、単純に考えて星の移動角1°=240秒掛かる、たった1度だけど4分もかかっている、しかし10秒で星が流れて写るのであれば、逆算するとおよそ10秒=0.04°となる、10秒で0.04deg動くのではなく1秒位で0.004deg位動かせる赤道儀の精度が必要と言う事になる、当然10秒で写真が流れるのであるから精度はこれ以上の物でないといけない、しかしこれはカメラレンズで2倍望遠程度の計算であり、天体観測用には数倍から数百倍が使われている、となると上記の数値どころではない更に数千倍以上の精度が必要になってくる、そんな高精度の赤道儀が有るのだろうか?しかし実際には大気の状況で星が歪んだり、実際の位置とは少しずれて見える事もあるし、超望遠撮影の際はそれなりに光量が有るため露出時間は少なくて済むと思われる、移動量の少ない極軸付近の撮影にするなど、いずれにせよF値の良い望遠鏡を使いカメラのISO感度を上げて露出時間を短縮する方策がベターと思われる。ノイズ発生量についてはCCDの温度を下げる事で激減されるのでISOは更にUP可能で冬場の撮影には好都合である。
アンドロメダ座大銀河と天の川銀河は互いに時速150万Km/hで接近しているらしい、数億年後には両銀河が衝突する、互いに重力が有るため更に数億年掛けて合体した超大銀河が誕生するとされている。
GF1、Nikon50mmF1.4→F1.4、5.0SEC、ISO:1600

当サイトのご利用により発生した如何なる損害も当サイトは一切責任を負いません、全て自己責任でお願いします。Copyright(c) 2010 All rights reserved by Wasyayou.
inserted by FC2 system