JH4LRH 9 element YAGI stack elevation スタック　仰角

６ｍの９エレ水平スタックを仰角仕様に

2015/12/19

・以前から一度は試してみたかった６ｍ９エレ水平スタックの仰角。
仰角するにはクランクアップタワーであれば可能だがクリエイトタワーのエレベーターでは
市販の仰角ローターは取付できないのよね～という事で
LUSO12ｍの中タワーを使ってやってみよう、上手く仰角できるか不安だけどまずはやってみないと分からない。

・取りあえず必要な部分をセーパーソーでカット。

このLUSOタワーはローテーター台からマストクランプまで2.3ｍもあり長すぎるので更にカットし全長1.4ｍ。

・配管の溶接は肉厚が薄いので結構難しい、バカ穴が空いてしまうので要注意・・・それにドブ漬けだから余計付きにくい。
相変わらず溶接は上手くならない・・・

・カットする前の重量はおよそ30Kgだったが20Kgとなった。

・また飽きもせずヤフオクでコン柱用のローター台入手した・・・。

・このために態々製作されたかの様にピッタリフィットした。
マストクランプ側とローター側は当然センターが異なるので高さ調整が必要だ・・・
ローターを付けた状態を見て微調整しよう。

・タワーのマストにこれを確実に固定するには中間のパイプが邪魔になるので数本カット。

2015/12/20

・仰角用ローテーターとマストベアリング台の取付。
センターリングの微調整に結構時間が掛かったが何とか仕上がった。

・ローターとマストベアリング間の間隔がおよそ1ｍなのでセンターリングは重要だな～。
これ位センターが取れていればバッチリ。

2015/12/30

・今日は良い天気だ・・・年末はバタバタして忙しいけど年末年始の連休で仕上げたい・・・
まずは９エレヤギ左右取り外し。

作業用ステージから重さ30Kg超えのブーム取り外し、マストから作業台に乗せるまで重いけど
作業台に乗せてしまえば降ろすのは楽ちんだ～。

左右ジョイント部のボルトを取り外してパイプを抜きとり完了。
あっ！！内パイプと外パイプの長さが同じだった・・・サンドイッチになっているけど入れる時すんなり入るかな？？

心配する程では無く案外すんなり挿入できた・・・やれやれ。

仰角駆動は3ｍｍのワイヤーをローター側とブーム側に巻き付けただけ・・・
ワイヤーはしっかり巻き付けたつもりだったけど、ローターのコントローラーを取付テストしてみると
ワイヤーが緩み、たるんだ状態になったけどこれでもバッチリ仰角動作するね・・・・
面白いことにこの方法だと180度反転し360度まで回転させられるね・・・
まあ、マストに他のアンテナを取付ていなければの話だけど、しかしそんな事してもあまり意味がないけどね。
今日はもう暗くなってきたので後日ワイヤーを閉めなおして取り付けてしまおう。

2016/01/01

・新年　明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

年明け早々アンテナ作業に入りました。
今日はワイヤーの弛み修正とマストクランプの取付、スタック用同軸ケーブルの取付。

仰角用マストとスタックブームの連結はギヤとチェーンでの連結も検討したけど
ギヤ方式だとスタックブームがアルミなので一ヶ所に集中して負荷を掛けると変形する可能性があるので
取付取外が超簡単でスタックブームの連結部負荷が分散されるワイヤ巻き付け方法にした。
ワイヤーは一ヶ所10周程度巻きを6か所、仰角UPにワイヤー3本、Down用に2本で駆動させている。

しかしちょっと巻き過ぎたかな全長20ｍ・・・まあいいや。

2016/01/02

・今日は天気悪いな～！午後から仰角スタックブームの取付のみ行った。

・エモトのローター1103はバックラッシュが大きいな～10度近く戻るね！こりゃ使い物にならんぜよ。
それにローターから異音がする・・・・動き始めにカチカチ～ガッ～と音が出だした・・・一旦動けばOKだけど、う～ん駄目じゃな。

2016/01/03

・今日は晴天で気分が良いな～アンテナ仕上げよう。
まずは先にHFのアンテナを付けていた方が後々楽だろうな・・・・
と言う事で10ｍ５エレとワークのダイポールを取付け６ｍを最後にセットして取りあえず完了。

・やはりエモト1103はパワー不足だな～、およそ20～30度くらいの仰角はいけるけどそれ以上は無理だ。
まあローターのパワー不足だけの問題でもなく、マストベアリングやブームステーなど
ローターの性能を損なうロス部分が多いのは確かだ。
策として、9エレヤギの重心を後ろ側にもっていけばもう少しUPするかも知れないけど・・・・今日はここまで。
この程度の仰角でもある程度受信ノイズの違いは分かるかも知れないけどね～
いずれにせよ、これでは仰角とまで言えないので、

☆今後の対策は

①ヤギアンテナの重心を後部へ移動
②駆動部のワイヤーを分割駆動
③大型ローターに変更