② SSNとは
・1980年頃から観測されている太陽の黒点数の値で、世界の数カ所で光学望遠鏡で観測された値の平均値を表した数値です。よって望遠鏡の性能次第では数値が変わると言う事なのですが、昔と今の比較対象とならなくなってしまうのでこのSSN数値は現在も利用されています。SSNが100を超えないとF2反射は無理だと思っていましたが、最近は100以下でも結構出来る事が多く見られます、単純にSSN数値だけの問題ではなさそうですね。低SSN状態が続いている時だから偶然気付いたのかも知れません。因みにSSN数値は黒点数ですが、黒点にも大小様々である事から発生している黒点の総面積で表す(AREA)指数も有るようです。
③ SFIとは
・Solar Flux Indexの略で、2800MHz電波望遠鏡にて太陽からのノイズがSSN値に比例している事が判明し、最近では太陽黒点数としてSSN同様に利用されています。SFIの方が数値的にはSSN値より高く表示されています、SSNが”0”の状態でもSFIは40程度から徐々に下がる事があるので、こちらの方が正確なのかも知れません。しかしその違いが電波伝搬に直接反映されるものでも無いので問題はされません。