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Nikon F5
プロ用カメラのF5。腕は素人だがカメラが全て自動で撮影してくれるからプロになれるのだ・・・・?まさかこの究極カメラを買うとは思ってもみなかったが今はデジカメ時代でありフィルムカメラなんてと思われるがこれはフィルム時代の究極カメラである、なんたって無限大画素じゃ!それに秒間8枚もシャッターが切れる怪物、しかしフィルムが秒間8枚も移動するなんて凄いとしか言えません。これが中古で2~4万円であるのだからね。時代の流れに逆らって購入しました。 |
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・フィルム製造事業は生き残れる?
1935年発売以来74年の歴史を持つコダクロームは2009年6月にポジ生産中止。
フィールドカメラとして絶大なる信頼を得ていたPENTAX645も生産中止。
フィルム販売はFUJIフィルムのみになります、品質は維持できてもコストは維持できなくなりますね、需要が少ない中、慈善事業をメーカーは何処までやれるのでしょう?ラボラトリー的経営は成り立つの?
銀縁プリントの技術者は技能の伝授を誰にするの?
現実は目の前にせまっています、FUJIフィルムだけはこの先ずっと生き残って欲しいものですね。バイクや自動車もエンジンからハイブリッドに変わりハイブリッドからモーター単独に変わるでしょうね。
化石人にならないようにデジカメにも手を出しておきましょう(笑)。フィルムカメラはレコードからCDへ移行した様に偶に聞くレコード鑑賞も暖かみが感じられてとても良いものです、そのつもりでF5は大事にしようと思っています。
みんなはフィルム機なんてと馬鹿にするけど、このF5は格好と性能が特別です、フィルム機の最高傑作機なんです。
ニコンへこのままの面と最新技術で是非F5デジカメを低価格で開発して欲しいものです。
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・Nikon F5 ファインダー
F5を入手しファインダー内にホコリやチリなどの混入は無いし、特に動作に問題ないので外す必要は無いが、内部の状況確認の意味でちょっと取り外して見る事にした。 |
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・ファインダー取り外し
F5はニコンで最後のファインダー交換式一眼レフカメラです、よって貴重な機種である。スクリーンの交換も超簡単。背面のボタンを押しファインダーをスライドさせると写真の様にスッと外れる、スクリーンは抓みがあるので引き上げると取り外し可能。ファインダー交換式タイプでないカメラもオプションがあれば基本的には交換可能だけどメーカーにての交換となる。 |
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・ファインダー DP-30
これはF5の標準装備のファインダーでマルチフォトミックファインダーDP-30である、これが標準価格¥55,000もする!ちょっとしたカメラが買えるお値段である、他に3種のファインダーがオプションで用意されているがその中でもフォトミックアクションファインダーDA-30これは接眼部から6cm目を離してもまっこと良く見え、高精度のピント合わせが可能でスポーツ写真向きとの事であるがお値段は¥120,000でっせ!いい加減にしてくれ。しかしファインダーは高精度な露出、ピント合わせする最も重要な部分である為仕方ないかも知れない。 |
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・スクリーン Type
EC-B
標準装備のスクリーンEC-Bタイプです、オプションとして11種類のスクリーンがある様です。
このスクリーンはエレクトロクロミックディスプレイが入っておりスクリーン上に5つのフォーカスエリア表示を備えており選択されているフォーカスエリアが濃く表示される様になっている、他社でつかわれている液晶系の表示皮膜がサンドイッチされたものより、光線通過率が高いので、比較的自然で明るい被写体を接眼レンズから見る事ができます。しかしこれが何故か動作がすこぶる鈍い、故障かな?と思い色々調べたが元々遅い様である、元々色が薄い黒で濃く変化するだけなので分かりづらい更にじわ~っと濃くなるから尚更だ、濃く表示するまでおよそ1秒から2秒位掛かっているだろうか?もう少しどうにかならないのかと苛立ってくる、合焦に関してはファインダー内に発行ダイオードでフォーカス合焦が判断できるので特に問題は無いが、まったくこの辺りがニコンらしいと言うか気にならないのか?当時のキャノンは高反応でしかも視線入力方式でポイントの変更色は赤色表示であった、通常フォーカスポイントは手動でポイントを設定する必要があるがキャノンは視線入力方式を開発した、これはファインダーを覗き視線を上下左右に変化させた時に生じる眼球のほんの少しの角度変化を検知し目がどのポイントを見ているかが分かりそのポイントにピントを合わせると言う画期的なものだった、この辺りは悔しいが流石キャノンであった。キャノンEOS5で採用されたがそれ以降は人気が無かったのか?人が変わると微調整が必要だからか?後継機種には採用されていなかったと思う。
今後は方眼マット式スクリーンがあればちょっと便利かな・・ |
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