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LAST  UPDATE 2016/05/11
Create714T SteppIR化 2016/04/30~

2016/04/30

クリエイト製 714TのDrivenをSteppIRのDPに交換

・サイクル24の6mは全くダメですね~夏のEスポだけだと暇つぶしにもならないのでHFのANTを整備して少し遊ぼう。
しかしHFもバンドが多すぎてそれなりの成果を出すにはお金と労力を要す、
よって714TのラジエーターをSteppIRに交換しワークまで賄える様にしたい・・・・
と言う思いでSteppIRのダイポールを購入し試しに取り付けてみる事にした。
ワークバンドまで上手く動作するか?可能性低そうだけど、まずはやってみないと判らない・・・・。
試して上手くいかなければ次の手を考える事にしよう。

ラジエーター交換作業は高さ3m近くあり作業性がかなり悪い為、安全第一でまずは足場を設置した。






2016/05/01

・先日SteppIRの代理店BEAM QUESTに注文したオプション用DPが届いた、梱包全部で6個、その内の一個が
EHU用の取付プレート。これは元々DP一式セットでの販売はされていない為、プレートなどの小物品が別売販売が難しい
みたいだ。そこを、何とかBEAM QUESTの土佐さんに中古でも構わないので欲しいと相談すると、快く対応して頂いた。
BEAM QUESTは、結構親切で対応が早いし技術営業マンと言う感じがしたね、某K社とは全く違う印象を受けた。





・折角頂いたプレートだけど、ブーム径がピッタリ合わないと、これは使えそうにない、残念。



・友人に相談すると丁度良いサイズのアルミ板5m/m厚があるとの事でこれまた頂いた・・・へへへ。
ブーム径が60m/mなのでUボルト穴の位置とEHU取付穴の加工してOK。






・EHUのケーブル挿入は・・・・何故かわざと雨水が侵入し易くなっている様な引き込みだな~不思議だ。
単純に側面に穴を開けてシールした方が良いと思うけど???
コスト面だろうか???それにしても全体から見ればかなりの高額商品だよな~。




・EHUのカバーとシールパッキンかなこれ?



・いや、これはシールパッキンではなさそうだ。
取説には、これの取付方法の記載はどこにこ載っていない。
試しに合わせてみると、ケーブル挿入溝の通りにはパッキンが小さめなのでケーブルの溝から外れてしまう???
このパッキン何なのかな?ゴム製じゃなくてスポンジみたい・・・・この状態で取り付けると逆に雨水が侵入するな~。
恐らく、これはアルミ板との緩衝材だろう・・・よってEHUとカバーの間にはパッキンが無いのでシリコングリス
を塗っておいて、このスポンジは緩衝材として使おう。どうせEHUは逆さまに取り付ける為雨水が入っても
内部部品には全く影響ない。
噂ではステッピングモーターの音が結構大きい様なのでアンテナへの共鳴防止なのかも知れない。







・EHU本体/カバー/パッキン/アルミ板の順番・・・たぶんこれで良いのでしょう。



・このDPは40m~6m用なので戻りがある、その受け口だ。
EHU本体がセンターからズレているので同じ位の位置になる様に取り付。
付属のクランプもブーム径が異なるので使えない・・・クリエイトのMC-110が丁度良い。





2016/05/04

・グラスファイバーの継ぎ部分はヒシチューブが標準装備されているが、何せデカイので加熱するには
ヒートガンが必要となる、持ち合わせていないので友人に借りて処理した。




・グラスファイバーを538cmにカットし先端はテーパー型に削る。
これは実エレメントの伸縮動作が段差で影響を受けずにスムーズに伸縮動作させる為だ。




・このU字型エレメント部の固定継手は、かなり面倒くさく組み立ての中では一番時間が掛かった。
時間を要すだけの事はあり、バッチリ固定される。
しかし、このU字管だけはグラスファイバーではないのですね~塩ビパイプなんだ。
それにU字管との接続部のシールが間に合わせ処理みたい、グラスファイバーのサイズにマッチした塩ビサイズが
無いのでしょうね、雨水が侵入する可能性が高い。
雨水侵入は恐らくこの部分からだと思うがU字管には雨水の捌け口の穴が3ヶ所開けてある。




・エレメントトラスの取付・・・これは簡単だけどビスが8か所で固定される様になっているが
実際には4ヶ所だけビス締め・・・・4ヶ所だけで十分だよ。




・グラスファイバーの根元は太いのでインナーガイド(塩ビ管)を入れる、長さは2本目の先端付近まである。



・EHUとグラスファイバーの接続口内部の様子。インナーガイドを入れるのだから実エレメントの出口は
中央のド真ん中で良いと思うけどな~???




・取りあえず今日はグラスファイバーエレメントの組み立てまで完了。



2016/05/05

・今日はステップのエレメントの取付とANT切替器他もろもろで一日掛かってテストまでは行かなかった。





2016/05/07

究極の移動式足場を作ったぞ~

・SteppIRの取付も完了したことで足場を解体し、今後の為に究極の移動式足場を拵えた。
市販されている足場用のローラーは地盤が悪いと埋まってしまうので使い物にならない。
丁度我が家に不要となっていた14インチのアルミホイール付きタイヤを使う事にした。
このホイールはハブ径が54mm、足場鋼管パイプの外径は48mmなのでクリアランスが6mmあるので塩ビ管を挿入。
これでエレメントの取付・取外しやエレメント先端の作業まで安全に施工が可能となった。
でもちょっぴり動かすのには重いな~場所ごとに解体して組むよりは良いかな・・・ハハハ。・・・・





2016/05/08

・足場板に防腐剤のペイントを塗り取付て完了。




・上記、写真の状況のままでSWRを測定してみた。
ANTの地上高は3.5mHで真下には3mHの足場がある、マストには28MHz5エレ取付ている状況です。
SteppIRのコントローラーはSWRの微調整は行わずに初期状態のままでテストしてみた。
SteppコIRントローラーを手動で7.05MHz~50.10MHzまで変化させ、クラニシのBR-200でSWRを測定した結果。



・あまり良い結果ではないが上記記載の弊害もある、特にハイバンドにおいてはタワーとSteppIRのDrivenの距離が
近いと言う事もあるのでタワートップに上げないと詳細は不明と判断、28と50は悪影響が顕著に出ている。
7MHz帯においては714TのDIRはCW用に調整していた為、7.05MHzは良好だ、7.2は少し高めにでたが
SteppIR取付前のSWRは7.2MHzでSWRは3.8だった事を思えばSWR2.3の数値はSteppに変更した効果だと思う。
近いうちにはタワートップまで上げてSWRを測定する予定。

2016/05/11

・今日は仕事お休み。
雨予報だったけど昼頃から晴れてきたのでアンテナを久々に上げて714TのSWRを測定しました。





・結果的には、降ろしてる時と上げている時のSWRの違いは思ってた程は無かった。
傾向的にはLowバンドが悪くなり、ハイバンドが良くなっている感じだ、
ワークバンドはダイポールでの動作だ、特に10MHzは良くないね・・・

この事例は、工人舎の7-50MHzの3エレ(旧タイプ)が10MHz帯だけ使用不可だった事と同じ現象だと思う。
10MH帯が良くないね、この設備での対策はワークのエレメントを1~2本追加すれば少しは良くなると思う。
しかし、この714Tはほんの少し前まで屋外保管で、トラップの中に雨水が入っているものもあったので
一度トラップを全部手入れしないと駄目だろうな~今回は手抜きしてそのままテストしたから
こんな感じになってしまった・・・・ちょっと後悔。まあ、その為に移動用足場を作ったのだ~。

・最終調整後データはDrivenのスケール(インチ)も記載した、結構長さを変えているけどSWRはそれ程変化ないね。
そりゃそうだ、DrivenだけでSWRが落ちるわけないよね・・・・・

今後はワークバンドのエレメントを追加できたら、再度SWR測定データをUPしよう。













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